オペ看護師の勤務体制とは

よく、テレビドラマなどで、医者に手術道具を渡す看護師がいますが、こういった手術室での仕事をするのがオペ看護師です。オペ看護師と呼ばれる看護師たちは、病棟看護師とは違った勤務体制になっています。

手術が入っている平日はほとんど休みなく勤務となり、夜勤も交代制で行っているそうです。そのかわり、手術予定の少ない土日祝日に休みが多い特徴があります。オペ看護師は、日勤、夜勤を三交代制で回しているところが多いようです。手術がはいっていないときは、手術道具の清掃、在庫の確認、次に予定されている手術の確認などを行います。

また、手術する患者さんの身の回りのお世話など、各自色々な役割の仕事をしています。さらに、オペ看護師にはオンコールといって、緊急手術など必要時に呼び出されて対応に当たる勤務もあります。夜間など人手が少なく、常駐するスタッフでは緊急時に対応することが困難な時に、対応できるよう1~3人くらいは、常に控えとしているようです。

手術は準備から後片付けまで色々とやるべきことがあるので、手術の介助をしたり、手術が終わるまで帰ることができません。例えば、通常勤務した後、オンコール対応で呼び出されてそのまま24時間体制になるなど、オペ看護師の勤務体制は、かなりハードであることがあります。しかし、手術がないときは比較的緩やかに仕事をして帰宅できますし、病棟勤務の看護師に比べて土日祝日の休みが取れるのメリットは大きいと思われます。